千代田区議会に陳情を出しました

「生命と歴史を尊ぶ千代田区の象徴としての街路樹の保存を求める陳情」

（趣旨）千代田区内では、道路工事が複数計画され、樹木の伐採や撤去が予定されています。十分な公告や議会での検討がないまま伐採が着手されました。

　樹木は命をもった生物です。命は何よりも優先されるはずです。千代田区は「生物多様性プラン」を策定し、生物保護を課題にしており、樹木伐採は「プラン」に反します。

　神田警察通りには日本の近代を代表する高等教育機関が多く生まれ、教育の伝統があります。千代田区は「教育と文化のまち千代田宣言」を発して、伝統の継承を課題としています。教育の伝統を継承する一角の街路樹は遺産的風景で、伐採は歴史への冒瀆です。

　樹木は二酸化炭素を吸収するなど、生活環境を良くする機能を持っています。

千代田区の緑被率は皇居などを除くととても低いです。先のオリンピック時、街路樹が半減した事実もあります。樹木伐採をするべきではありません。伐採の決定も民主的手続きを経ていません。

　決定を白紙に戻し、生命と歴史を尊ぶ千代田区を象徴するものとして街路樹を保存してください。

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趣旨にご賛同いただき、署名をお願いします。